こんばんは!ひよこです(*^^*)
今回は自然を満喫できる野付半島での散歩コースを紹介!
ここは何とも言えない雰囲気と不思議な感覚に陥る素敵な場所なんです♪
また今しか見られない風景でもあるので、定期的に散歩で訪れるにはとってもオススメなんです。
そんな場所が実は、アーティストのロケ地にもなっていることをご存知でしたか?
散歩ならではの、野付半島の魅力をここでお伝えできればと思います♪
・散歩で見られるものとは?
・今しか見られない風景とは?野付半島を詳しく知りたい!
・野付半島の散歩におすすめの服装を教えて!
地元の方はもちろん、観光等で近くに来た方のお役に立てれば嬉しいです(^^)
散歩コース~野付半島のおすすめポイント~
トドワラと、トドワラに繋がる道
まず…
ぴぃちゃん
と思う方がほとんどだと思います。
トドワラは立ち枯れたトドマツ林の跡のこと。
今もなお枯れていき、いずれ消滅すると言われています。
このトドワラはこの野付半島でしか見ることができません。
ごんちゃん
ではトドワラは野付半島のどこで見ることができるのでしょうか?
それは野付半島ネイチャーセンターから行く、遊歩道を歩いた先で見られます!!
もともと野付半島は観光場所の一つで、ネイチャーセンターに売店や食堂、観光案内、また自然や歴史の展示などがあります。
そんな建物内を通り抜けて外に行くとトドワラに繋がる遊歩道があるのです!
最初はこんなススキや草に囲まれた、細い道を歩いていきます。
ここがまず、おすすめポイント♪
足元は悪いですが、ここは風が気持ちよく、周りは草花や海だけ。
四方を囲むものがないので、とっても開放的なんです!
また知らない草花がところどころにあるので、見ているだけでとっても楽しいですよ(^^)/
足が悪い方は有料馬車(馬ではなくトラクターで引っ張っていきます。)で木道の手前まで行けるので時間などを確認して利用してみてくださいね♪
30分ほど歩くとこのような木道に変わります。
ココもおすすめポイント!
ススキを抜けると更に開放感UP!
見晴らしもよく、ここで日向ぼっこも良さげです♪
有料馬車はここで折ります。
この先からはゆったりと自分の葦で楽しめれます。
ちなみに写真の奥の方に何やら棒のようなものが立っていませんか?
これがトドマツです!!
これを目指し、木道を突き進んでいくとトドワラ展望台に到着!
分かりづらいかもしれませんが、所々に白っぽい木片が横たわっているのが分かりますか?
これがトドマツの枯れ木・木片、そしてここ一帯がトドワラなんです。
もちろん写真の左側に立っている木もトドマツの枯れ木です!!
さっきの写真で奥の方に写っていた木はこの木たちです。
これらすべて枯れ木なので年々小さく、数も減っているため、あまり残っていないのです。
なんだか侘しさを漂わしていますよね…
よく
この世の果て
とも言われています。
ごんちゃん
と思うかもしれませんが、実際に散歩へ行ってみてください。
そう呼ばれるのも納得のいく程とても不思議な感覚になる場所です。
ちなみにトドワラを舞台に撮影もされているのです!
・北海道出身 GLAY アルバム『UNITY ROOTS & FAMILY,AWAY』 のジャケット
・元ちとせ 『ワダツミの木』のプロモーションビデオ
・LUNS SEA 『I for you』 のプロモーションビデオ
散歩をしているだけで、何やら感慨深い気持ちにさせてしまうのが、この散歩コース。
皆さまにはぜひ全てが枯れ、消滅してしまう前にこの風景を見ていただきたいものです。
これを逃したら、もう見ることは無理になってしまいますので、まだ残っている今を逃さないように。
遊歩道で出くわす動物たち
この野付半島には多くの野生動物が生息しています。
例えばタンチョウやベニマシコ、オオジュリンなどの小鳥やオオワシ、オジロワシなどの鳥たち。
エゾシカやキタキツネ、オコジョ、イイズナのほかにゴマアザラシ、ネズミイルカ、カマイルカ、ミンククジラなども現れたり。
また様々な昆虫もいますが、特に珍しい昆虫といえばノサップマルハナバチがいること。
この蜂は世界でも知床半島、根室半島、野付半島にしか生息しておらず、準絶滅危惧に指定されています。
そんな珍しい動物に会える散歩コースというのもなかなか珍しいですよね\(^o^)/
そしてひよこが実際に遭遇した動物といえばコチラ⇩
エゾシカ!!
見つけた瞬間、
ごんちゃん
と、体格と立派な角からもののけ姫のヤックルを連想し、思わずそう叫んでいました。笑
他にもこんな動物が!!
どれかわかりますか…??
青い空に白色の三角形と、その左側に黒い影があるものが写っています。
これは大空を白い翼で羽ばたいている動物を写真に収めたのですが、小さすぎてわかりづらいですよね(^^;
この鳥、実はタンチョウヅルなんです!!
タンチョウヅルは絶滅危惧Ⅱ類に指定されており、生息もここや釧路など限定されています。
あまりの幸運な出来事にずっと観察をし、飛び立っていくところでようやく ” 写真!! ” と我に返って撮影したものがこの一枚でした。
このように単なる散歩コースであるにも関わらず、複数の動物を目にするのは4,5年北海道に住んでいたひよこはこれが初めて、また最後でもありました。
それだけここは動物たちが生存しやすい場所、環境汚染されていない自然そのものなのかもしれませんね。
国後島
散歩コースというより散歩コースの初めと終わりに見える景色。
このトドワラがあるネイチャーセンターの反対側の海に国後島がとっても近いところから見えるのです!
国後島と言えば北方領土で今はロシアの領地。
ロシアと聞くと遠い国のように思えますが、野付半島で国後島を見るとこんなにも近いんだ!!と驚くほどの距離!!
奥のうっすら見える島が国後島です。
ごんちゃん
こんなにも近いところにロシア人がいるのか(゚д゚)!
というよりこの近さは日本の領土でしょ!!
と思えてくるぐらい、本当に近いのです。
ちなみに野付半島から国後島までで最も一番近いところではたったの16㎞!!
東京駅から川崎駅(神奈川)までの直線距離でも18㎞。
東京・神奈川間よりも近いんです。
しかしそんなところに容易に足を踏み入れることができないなんて、島へ気楽に遊びに行ける瀬戸内海で育ったひよこにとっては正直信じられませんね。
北方領土問題をもっと真剣に学んで考えなきゃいけない、身近な問題に感じられる場所です。
勉強に行き詰っているお子さんがいらっしゃったら、気分転換として一緒にこの場所へ散歩に来てみるのも良いかもしれませんね。
服装
服装についてですが、結論を言うともう一枚羽織れるものや、もし寒かった時に備えてという考えで服を用意するべきかと思います。
ひよこは10月中旬に訪れました。
その日は晴天だったので日光がよく当たり暖かい日でしたが、遊歩道や木道を歩いていると意外と寒く、少し身震いをしながら歩いていました。
ここは半島、海からの冷たい風が直に当たるのです(-_-;)
またまわりに遮るものがないため、風に当たらないようにすることもできず…
遊歩道は往復で1時間以上はかかる場所なので、ゆっくりと散歩をする方は念には念を入れるぐらいがちょうどいいかと思います。
夏場でも北海道は少し肌寒いことがあります。
特に夜は20度以下になることも…。
日中暑くても、周りからの風を直に受けるので、夏場でも羽織れるものを持っていきましょう!
最後に
いかがでしたか?
野付半島には時とともに姿が変わるトドワラや珍しい生物たちを見たり、外交の歴史と今を知り学べ、私たちにたくさんの感情や知識を与えてくれる場所です。
とは言いつつもそこまで深く考えず、散歩をしながらなんとな~く雰囲気を楽しんだりすれば、自ずと心が満たされると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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